【短】─サクラサク─
オレが呟いたのを聞き返すように、今度は俺の肩にサクはやってきた。
文句を言わないサクにほっとしつつ、ピッと通話ボタンを押して耳に当てた。
『ヒロ!?今どこよ!!』
………はあ…。
ため息を一つついて責め立てるような言葉に耳を傾けた。
「今ぁ?ピンクの妖精と戯れてる〜」
受話器の向こうできょとんとしている様子が目に浮かぶ。
俺だって今の現状に納得はしてないんだから。
『ねぇ、頭でもぶつけたの?』
…まあ、ごもっともな反応だよな。
チラリと肩に座るサクを見たけれど、なんだよ、とでも言いたそうな視線を向けてくるだけだ。
きっとサクを見せたら驚くに違いない。
俺の言葉が真実なことに。
『とにかく、ヒロのお母さんが探してたよ!?あたしにまで電話かかってきたんだからぁ』
文句を言っても仕方ないとわかってるのか、あまり怒りは感じない。
ただ、矛先を俺に向けたいのだろう。
『もうすぐ着くから、面倒起こさないでよね』
呆れた声が俺のやる気を更に削ぐってことが分かっていない。
「さくらってさぁ、嫁って言うより母だよな」
文句を言わないサクにほっとしつつ、ピッと通話ボタンを押して耳に当てた。
『ヒロ!?今どこよ!!』
………はあ…。
ため息を一つついて責め立てるような言葉に耳を傾けた。
「今ぁ?ピンクの妖精と戯れてる〜」
受話器の向こうできょとんとしている様子が目に浮かぶ。
俺だって今の現状に納得はしてないんだから。
『ねぇ、頭でもぶつけたの?』
…まあ、ごもっともな反応だよな。
チラリと肩に座るサクを見たけれど、なんだよ、とでも言いたそうな視線を向けてくるだけだ。
きっとサクを見せたら驚くに違いない。
俺の言葉が真実なことに。
『とにかく、ヒロのお母さんが探してたよ!?あたしにまで電話かかってきたんだからぁ』
文句を言っても仕方ないとわかってるのか、あまり怒りは感じない。
ただ、矛先を俺に向けたいのだろう。
『もうすぐ着くから、面倒起こさないでよね』
呆れた声が俺のやる気を更に削ぐってことが分かっていない。
「さくらってさぁ、嫁って言うより母だよな」