First love すれ違いの恋
昂希の家
「お邪魔します・・・」


 もし親御さんがいたら困るので挨拶してみた


「挨拶しても誰もいねぇよ?」

本当にいないんだ・・・2人っきりなんだ・・・

やばい・・・緊張してきた・・・

その時昂希が頭を撫でてくれた・・・

「そんなに緊張すんなよー?変に意識されるとこっちも意識しちまうだろ」

「緊張も意識もしてません!!!」





「茶でもいれっかー?」

「あっ・・・真璃が入れようか?」

「おうー・・じゃー頼むわ。まずかったら承知しねぇけど?」

「未来のお嫁さんのお茶だぞっまずいとか言ったら怒るから」



「何だソレっまーお前を嫁にもらってくれんのは俺くらいか」

 怒るよ。まじで。



「ふふふー。昂希は真沙くらいしか婿にもらってもらえないしー」



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