First love すれ違いの恋
ザー・・シャワーを浴びてお風呂に入ってずっと考えていた・・

「あー真璃ってやっぱ恋愛対象とは違うんだろうなー・・
普通女の子家に入れるかっての・・・やっぱバカだよな・・」


それもそうだよね・・普通もし気になってる女の子が家にきたら
緊張するよね・・・?
してない=気になってない=恋愛対象じゃない・・・=?
・・・好きにならない・・・?

「うぅ・・真璃は・・真璃の恋は・・今終わった・・」

って・・・真璃の恋は勝手な妄想で終わらせてたまるかっ・・

「あー・・・もう気持ち悪くなってきた・・のぼせた・・?」

最悪だ・・考えすぎてのぼせてるよ・・どこまでバカな訳・・・











バンッ!!!!!!!




勢いよくドアが開いて・・ドアの前にいたのは・・大好きなあの人だった・・

「真璃!?大丈夫か!?」

「え・・?何が?・・この通り・・大丈夫ですが・・・」

何が起こってるのか理解不能で・・質問に答えるしかできなかった・・
って・・・まってよ!?お風呂中でしょ・・?あたし・・服・・・
着てない・・・って当たり前か・・ってことは・・見られてる!?




「あ・・・ゴメン・・」


パタン・・




むなしい音と共にドアが閉ざされた。



「うわ・・もしや見られたのか・・ぇ・・・少女漫画のお着替えシーン見ちゃってドキ☆見たいな。いや・・お風呂シーン見ちゃってドキ☆みたいな・・・?」


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