【完】好きです片桐くん!!
「……無理…だよ」
「先輩?」
「無理だよ。忘れられないよ」
忘れない。絶対に。
今までだって諦めずに、ずっと片桐くんと一緒にいた。
好きって気持ちは、そう変わるもんじゃない。
「……そう…ですか」
高遠くんはそう呟くと、私からスッと離れた。
そしてそのまま、また私の頬にキスをする。
「―――っ!?」
「僕だって、橘先輩を忘れることなんて…そう、できないんですよ」
そう言って高遠くんは、ニッコリと笑った。
「あの…っ」
「じゃあ、今度こそさよならです。また…後で会いましょう」
「後…で?」
「はい。きっと…いや絶対に会えますよ」