【完】好きです片桐くん!!
高遠くんはそう言葉を言い残して、姿を消した。
意味が分からない言葉が交差され、頭の中がメチャクチャになっていく。
でもただ一つ分かることは…
「……もう、剣道場には行けないよ」
私はそう呟いて、重たい足をゆっくり動かし出した。
そしてそのまま、家に帰る。
「……片桐くん」
もう…会えないのかなあ?
私はそんなことを思いながら、「ただいま…」と言って自分の家の玄関の扉を開けた。
「あら、美羽おかえりなさい」
「あ、お母様…」