【完】好きです片桐くん!!



「ふあっ!?」


いきなり背中に重みがかかったと思ったら、独特の香水の匂いがプ〜ンと漂ってきた。

そしてそのまま腕がお腹の部分に回され、ギュッと抱き締められる。


「ミ、ミサキさん!?」

「やっぱ美羽ちゃん可愛い〜!その可愛さに免じて、ミサキが巧のお家教えてあげるねえ!!」


そう言ってミサキさんは、私にスリッとすり寄ってきた。


「あ、あの…っ」

「さあさあ、さっそく今から行きましょ!!」



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