キラキラ☆
あたしは手術室までの廊下を全力で走った。





「奈緒ちゃん!」


走ってきたあたしを麗香先輩のお母さんが抱き止めた。




「おばちゃん!…はぁ…麗香先輩は…?」


「それが、まだ手術が終わらなくて…。」


横を見ると、うなだれたまま、ソファーにぐったり座る誠くんがいた…。



「誠くん…」


あたしは声をかけた。



「俺のせいだ…俺の…。」


誠くんはそればかり繰り返し呟いていた。



「誠くん! 何があったと!?」


あたしは誠くんの肩を揺さぶった。



誠くんはあたしの顔を見た。


















「…そんな…」



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