街で君の唄を聞いた

一部始終を話し終わったとこで。



「そいえば、レザは会議でなくて平気なの?」

「もう終わったわ。それよか、コルクがそんな奴やったとは…。変態の血は同じっちゅうことか…」



終わんの早ーよ。
つか変態って…



「俺は認めとる」

「認めてたんだ。意外」

「認めない方が可笑しいやろ。つかコルクはそんなに積極的やったかなー?」

「何なんだよお前等は。もういいからでてけ」

「えー?じゃちゅーしたって♪」

「誰がするかこの獣(ケダモノ)」

「コルクと同じ顔やし、ええやろ?コルクともキスしたんやし」

「許可を下した覚えはない」

「酷ッ」





そんなこんなで、出て行ってもらったわけなんですが。


なんだあの双子。
むっちゃイラつく。

特にレザはヘラヘラしやがって。
便乗すんなよ。
つかされてたまるかっての。



あーもうやだ。


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