街で君の唄を聞いた
「はいはーい。カヅムにメレナ。自己紹介済んだんだからさっさとでて行こーねー」
「年下みたいな扱いすんじゃねぇ!!」
「俺はレザより年上なんだがな」
「カヅムはまだいいとして!!俺はレザ達と生まれた年は一緒だ!(俺の方が遅いけど)」
「まぁ先に誕生日早いのは俺だし?メレナは一歳しか変わんねーし?」
「お前らウザイからとっとと出てけよ。ここあたしん部屋なんだけど?」
そうですよ。
あたしの部屋で騒がれてるんで、さっさと出て行ってもらいたい訳なんです。
色々したいのに、何も出来やしない。
喧嘩売ってんのか。
「しゃーねーなー。初対面って事だし、俺らの事まだ知らねーから、許してやるよ」
「貴様が変態ということは知っている(カヅムが言ってた)」
「生意気な野「メレナが何かやったらヴィーフェルか俺に言え。変態ズには声をかけるな。襲われる。じゃあな」
「痛ーッ!!カヅム!!今日という今日は許さねーぞ!!」
「とか100回以上は言ってるくせに、何もされてないけどな」
「がーッ!!!こんの冷静沈着野郎!!!!」
「ほめ言葉ありがとう」
「ホントにムカつく!担いでくんじゃねー!!!!」
は、はは…。
すげぇな。うん。すげえよ。
二日目の朝もドタバタか。
まだ、二日。
少し時が流れるのが遅く感じるのは、この世界の特徴なのか。
それとも早く帰りたいからなのか。
まだ、知れていない。
何も。