転校生
-高校3年生-

高校3年生の夏

奇跡的に真奈美は回復して元気になっていた。

1日だけ退院できるといわれて真奈美は学校に来た。

学校では勉強したり、みんなと話をしたりした。

とても楽しそうだった。病気だなんて思わせないほど元気だった!

そして、1日は終わった。

今日学校にきていた真奈美をみて、変わったことがあった。

それは、車椅子に乗っていた。

まだ、歩くことはできた。でも、転ぶと危険だから車椅子だった。

1日退院して、2ヵ月後の夏   

真奈美は、もう歩くことがいっさいできなくて、しゃべることもできなくて、寝たきりの

状態だった。

大変そうだった。

髪の毛は抜け落ちていた

愛依はもしかしてと思った。

そんなある日、真奈美の家の人に呼ばれた。

「愛依ちゃん。」

「はい。」

「愛依ちゃんは、真奈美の一番の友達だから言っておく。」

「はい。」

「真奈美の余命は1ヵ月」

「えっっ!!”」

私は驚いた。

絶対にうそだと思った。

「真奈美のお母さん。それはウソですよね?私を驚かせようとしてるんですよね?」

といった。

でも、真奈美のお母さんは、首を横に振った。

それから真奈美は、3ヵ月も生きた。

余命の1か月より、2ヵ月も多く生きた。

ある日、真奈美は突然海に行きたいと文字盤を押した。

先生に海につれていってあげたいいっしんで頼んだ!

先生は最初は首を横に振っていたが、やっと縦に振ってくれた。

海へいった。

真奈美はとてもうれしかったのだろう。

すごく笑っていた!

この日が真奈美の最後の笑顔となった。

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