赤ずきんちゃん×オオカミくん
アルバが答えると青年はすっごい嫌そうな顔をしていた
「・・・お前に聞いてねぇよバカオオカミ」
「なっ!!! 人がせっかく答えてやったってのになんだてめぇ?!!」
「うっわこわ やめて食わないでおいしくなーいーよー」
腕で己の身を隠しつつアルバから遠ざかる
「それで? 貴方誰なの?」
二人のやり取りを傍観していたセロシアが青年に問う
「ハイ待ってましたその質問!! オレはレグ この泉の精霊さ!!!」
「嘘くさっ!!」
アルバが疑心たっぷりの目でレグを見つめる
まぁ、それもしょうがないだろう
なぜならレグの格好はTシャツにジーパンで髪の毛はボサボサというなんとも精霊らしくない格好だからである
「言ったな!! ・・しょうがねぇホントは男に見せたくなかったんだがそこにいる可憐な少女に免じて貴様にも見せてやろう!!」
そういってパチン、と指を鳴らすと湖の水がレグの周りに集まり全身を頭の先からつま先まで覆った
「ふふっ・・・ しかとその目に我が身を焼きつけよ!!」
覆っていた水が無くなり、レグの姿が先程と見違えるくらいに変わっていた
黒のハイネックの上はふちが金で飾られて、足元まで伸びているコート
ボサボサだった黒髪は横で一つに縛られていた
「え、案外カッコいいのね」
「だろう!? 見たかこのオレのすばらしい姿!!」
「だったら最初からその姿で来いよな・・・」
「・・・お前に聞いてねぇよバカオオカミ」
「なっ!!! 人がせっかく答えてやったってのになんだてめぇ?!!」
「うっわこわ やめて食わないでおいしくなーいーよー」
腕で己の身を隠しつつアルバから遠ざかる
「それで? 貴方誰なの?」
二人のやり取りを傍観していたセロシアが青年に問う
「ハイ待ってましたその質問!! オレはレグ この泉の精霊さ!!!」
「嘘くさっ!!」
アルバが疑心たっぷりの目でレグを見つめる
まぁ、それもしょうがないだろう
なぜならレグの格好はTシャツにジーパンで髪の毛はボサボサというなんとも精霊らしくない格好だからである
「言ったな!! ・・しょうがねぇホントは男に見せたくなかったんだがそこにいる可憐な少女に免じて貴様にも見せてやろう!!」
そういってパチン、と指を鳴らすと湖の水がレグの周りに集まり全身を頭の先からつま先まで覆った
「ふふっ・・・ しかとその目に我が身を焼きつけよ!!」
覆っていた水が無くなり、レグの姿が先程と見違えるくらいに変わっていた
黒のハイネックの上はふちが金で飾られて、足元まで伸びているコート
ボサボサだった黒髪は横で一つに縛られていた
「え、案外カッコいいのね」
「だろう!? 見たかこのオレのすばらしい姿!!」
「だったら最初からその姿で来いよな・・・」