赤ずきんちゃん×オオカミくん
「あっあのね アリスおねえちゃん返してほしいんだけど・・」

そういっておずおずと申し訳なさそうに出てきたのは真っ白な髪に頭にはウサ耳を生やし、タレ目気味の目はルビーのように紅く赤い燕尾服のような格好で腰に大きな懐中時計をぶら下げたとてもかわいらしい少年だった

「・・お前もしかしてさっきのでっかいウサギか?」

「え、わあぁぁっオオカミー!!!」

アルバがそういいながら少年を見下ろすと少年は垂れ下がっていた耳をピンッと垂直に立てて木の陰に隠れた

「アルバ! ダメじゃない 脅かしちゃ!!」

「え、オレ訊いただけ・・」

「まったく 見てなさい!!」

そういって木の陰に隠れた少年に歩み寄ってしゃがむとニコッと笑いかけた

そんなセロシアに少年の気が緩んだ瞬間ー

「少年、キミはさっきの白兎だったって言うのかい?」

コツン、と少年のおでこに当たったそれは紛れもないショットガンだった

「ほら 早く言わないと殺すわよー?」

「ふっふぇぇえぇ おねーちゃーんっ!!!」

とうとう泣き出してしまった白兎の少年はその場にうずくまってしまい、何も訊くことが出来なくなってしまった





< 57 / 57 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

守護まにゅある!
相模燐/著

総文字数/24,038

ファンタジー44ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
あなたに今、特殊な悩み事はありませんか? あぁ、特殊って言い方が良く分からないですよね。 主に・・・オカルト系、とか。 もし思い当たる節があったら杜碌町の商店街にある本屋に来てください。 あ、そうそう。 よほど悩んでなければそこはただの空き地にしか見えませんので悪しからず。 おや、あなたは興味本位でこちらに来たようですね。 良いでしょう、特別に中へ御案内致しましょうか。 さぁ、それではどうぞごゆるりと御覧くださいませ。
表紙を見る 表紙を閉じる
貴方の夢をみました。 貴方は笑っていました。 けれど私は泣きました。 それは、私に向けられた笑顔ではないから。 愛しい人よ、私は決して忘れない。 貴方がしてくれたことすべて…
奥に眠る物語
相模燐/著

総文字数/44,860

恋愛(その他)80ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
覚えていますか? 初めてあったその日を。 覚えていますか? あの時貴方がしてくれたこと。 きっとあなたは全て忘れてしまっているだろうから いえ、きっと胸の奥に眠っていると思うから これを読んで思い出してください。 私が貴方のそばにいたことを。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop