赤ずきんちゃん×オオカミくん
「あの・・・こ、これ食べる? 私は食べてもおいしくないけどこれならおいしいと思う・・・から」
「・・・・・・・食べる」
ギクシャクしながら受け取って一口かじる
ホントは全然足りないのだが食べないよりはましなので残りの口にパンを放り入れた
「あー・・・ なんかもっと腹減ったかも・・・」
「え?! わ、私はその・・・賞味期限切れだから!!」
よほど食べられたくないのかあからさまな嘘を顔を真っ赤にしながらつくセロシアを思わず笑ってしまった
「ははっ・・ オレらから見たらちょうど食べごろだと思うけどな?」
「あ、アンタなんかに絶対食べられてなんかやらないんだからね!!」
「うん もう食べる気ないからヘーキだぞ」
ごろっと寝転んで空を見上げる
ーあーあ、なんか食い物降ってこないかな・・・
真っ青な空には雲がゆっくりと流れていく
うとうとしていると頭上にたくさんのパンが降ってきた
「なんだ、一体!!」
「・・・これ 全部あげる」
急いで起き上がるとセロシアがかごを逆さにしてパンを落としてきたということがわかった
腹に乗っていたパンを一つ手に取るとセロシアに向けて投げた
「全部はいらねぇよ これ、誰かにあげるんだろ?」
「でも食べられたくないから」
そういってまた投げ返されてしまったのでパンを一口かじりながらどうすべきかを考えた
「・・・・・・・食べる」
ギクシャクしながら受け取って一口かじる
ホントは全然足りないのだが食べないよりはましなので残りの口にパンを放り入れた
「あー・・・ なんかもっと腹減ったかも・・・」
「え?! わ、私はその・・・賞味期限切れだから!!」
よほど食べられたくないのかあからさまな嘘を顔を真っ赤にしながらつくセロシアを思わず笑ってしまった
「ははっ・・ オレらから見たらちょうど食べごろだと思うけどな?」
「あ、アンタなんかに絶対食べられてなんかやらないんだからね!!」
「うん もう食べる気ないからヘーキだぞ」
ごろっと寝転んで空を見上げる
ーあーあ、なんか食い物降ってこないかな・・・
真っ青な空には雲がゆっくりと流れていく
うとうとしていると頭上にたくさんのパンが降ってきた
「なんだ、一体!!」
「・・・これ 全部あげる」
急いで起き上がるとセロシアがかごを逆さにしてパンを落としてきたということがわかった
腹に乗っていたパンを一つ手に取るとセロシアに向けて投げた
「全部はいらねぇよ これ、誰かにあげるんだろ?」
「でも食べられたくないから」
そういってまた投げ返されてしまったのでパンを一口かじりながらどうすべきかを考えた