愛する意味
この時、舞の心の中に『涼太を愛してる』って気持ちが芽生えていたことに気づいた。


好きではなく愛してる…


程なくしてお湯がはり終わった。


『俺が先に入って風呂場暗くしとくから、少ししたら入ってきて』


『わかった』



そして涼太はお風呂場へと消えていった。


舞は裸になることが恥ずかしくてなかなか足が動かなかった。


『おいで!舞がこないと俺のぼせちゃうよ』


大きな声が聞こえました。


舞は意を決して裸になりました。


そして…


涼太のいるお風呂場のドアを開けました。


涼太は優しいから後ろをむいていてくれました。

軽くシャワーを浴び浴槽に入りました。


涼太は舞のうしろからそっと抱きついてきた。


舞は涼太の腕の太さや温かさにドキッとしました。


細いのにこんなに筋肉あってガッチリしてるんだ…男らしい。

そう思ってました。

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