愛する意味
目に飛び込んできた景色…ベッド。


大きいなぁと思いながらソファに座りました。


ベッドには恥ずかしくて近づけなかった!


涼太も隣に座ってきて、『舞、なんか飲む?』


『オレンジジュースあるかな』


冷蔵庫をあけるとありました。


舞は受け取ると


『はじめて会ったときもオレンジジュースだったな』


舞は覚えていたことにびっくりしつつもなんかうれしかった。


そのままソファに座らず涼太は舞の視界から消えた…


少しすると、水の音。


戻ってきて
『お風呂にお湯はってるから、たまったら一緒にはいろ』


『…うん』


『いやか?』


『イヤじゃないけど恥ずかしくて』


『はじめはな、でも好きな子の裸は正直みたい。俺エッチだな~ごめん』

『大丈夫』


なにが大丈夫なのかなんてよくわかんないけど、とにかく心の中で神様にこう問いかけていました。


『神様…ちゃんと愛されたいからセックスしたい。愛してるからセックスしたい。いけないことじゃないですよね』

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