愛する意味
『実は2人を待ってる間に駅前のカフェに行ってたのね。その時に相席になった男の子がいて…』

美紀と結衣はうんうんという表情で聞いていた。

何も話さない舞を見て結衣が
『もしかしてかっこよかった?気になっちゃった?』と…


図星だった…


舞は恥ずかしかったけどコクリと頷いた。


2人は声を揃えて『逆ナンしちゃう?』と言い始めました!


?!…

気がついたら2人は店を出て海に向かって走り出していました!


チェックはしてたのでそのまま舞もお店をあとにして追いかけました。


2人の足の速さにびっくりしながらも、やっと追いつきました。


『この子と相席した人、誰ですか?』ときりりとした目で美紀が話してました。

さすがリーダー的存在と思いました!
行動力とかが半端じゃないなと…


赤いチェックのシャツを着た彼が
『俺っすけど、何か用ですか?』


と口を開きました。


舞はドキドキで下をむいたままでした。


『この子があなたを好きになっちゃったらしくて』と舞を指差しました!
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