I haven't eye.
「愛がほしい」
私は呟く。
「愛をください」
あなたにせがむ。
空っぽの心には
温かい温もりが
ひとつもない。
だからどうか
あなたに触れさせて。
しかし
それも拒否された。
「私はあなたに
何もしてあげられないの
私は一匹の動物だから」
「それでもいいです
私は・・・
なんでもいいから
愛が欲しいのです」
「なぜ?」
彼女は問う。
「なぜあなたは
そんなにも
愛に執着しているのですか?」
きっぱりした声で
私は怯んだ。
「分かりません」
「考えてみなさい」