容姿端麗6人組
「何か言った??」
波の音で消された私の声。
もう一度言わなきゃいけないのか……
「受け止めてよ、って言ったの!」
「まぢ…?」
「何よー、自分で言ったくせに…」
「は、早く降りろよ!ちゃんと受け止めてやるっ!!」
「落としたら、承知しないから。」
私は蓮の言葉を信じて、飛び降りた。
飛び降りたって言っても、そんな大袈裟なもんじゃないけどね?
真下にスッと!
蓮は言った通り、受け止めてくれた。
太ももと腰に手を回して、サッと下におろしてくれた。
「ありがと/////」
実際やられて、恥ずかしくなった。
だから、下を向いたの。
「何、赤くなっちゃってんの?」
「うるさ……ん゙……」
蓮にからかわれたから、上を向いて「うるさい!」って言おうとしたのに…。
途中で唇が塞がれた。
蓮の唇によって……
「……ん゙……蓮…ん゙…アッ…ん゙……」