容姿端麗6人組
いきなりのキス。
何度も角度を変えて、重なる唇。
でも、嫌だとは思わなかったの。
無理矢理のキスだったけど、蓮のは少し違う。
だんだん激しくなってくるキスも、優しさが感じられた。
「……ん゙……れ、ん……/////」
私の頭に手を回して、唇が重なりあう。
でも、
さすがに苦しくなってきた。
思わず蓮の体を叩いた。
蓮はそれに気付いて唇を離す。
そして我に返ったように、私から離れた。
「…ハァ、ハァ……///////」
「わ、悪い…。その…、なんて言うか…。え、と……」
「うん…」
「無理矢理…ごめん…。」
「……」
「俺、つかさの事を受け止めてから…。つかさの事見てて…、理性きかなくなっちまって…。その…あの……」
「い、いよ…、大丈…夫…。」
「つかさ…、今のは忘れて……。俺、今までの女みたいに扱って………」
――パンッッ!
「最低っ!!」
蓮の頬を叩いて、その場を去った。