容姿端麗6人組


「でも、すっごく仲良さそうだった。」

「はぁ……。じゃあ、私と俊が一緒に歩いてたとしよう。舞の好きな人は俊だったとして…、どう思う??」

「え?」


いきなりつかさが言ってきた。
何?その設定…


「だから、嫉妬する?不安になる?」


不安になる?か……

でも、つかさには蓮がいるし…
別に一緒に歩いてたとしても…


「ううん。不安にならない。」

「何で??」

「つかさは蓮と付き合ってるから。それに、俊とは友達だって分かってるし。」

「でしょー?じゃあ、颯先輩もそうかもしんないじゃん。私と俊の関係と、颯先輩とその女の人の関係が一緒の可能性だってあるんだよ?」

「うん、そっか…」

「ちゃんと本人に確認しないと、勘違いってのが生まれてくんの。分かった?」

「は、はい…、すみません。」

「宜しい。本当、舞ってさ。人の恋にはいろいろ言ってくるのに、自分のこととなると不器用なんだから……」


つかさの言葉は、反省させられるよ。

何だか説得力あるし…

結構グサグサくるけど…

こういう事言ってくれる人、なかなか居ないから嬉しいんだけどさ。












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