容姿端麗6人組


「ごめんね?舞ったら、慌ただしくて…」

「もう慣れました。」

「フフッ それもそうね♪」

「はい。じゃあ私、先に行きますね?」

「ええ、行ってらっしゃい。」


舞のお母さんが玄関まで見送ってくれた。温かい笑顔で♪


「おばさん、朝食美味しかったです。それと氷枕、ありがとうございました。」

「いいのよ、そんな。舞もそのぐらい素直だと嬉しいんだけど…。」

「行ってきます。」


舞のお母さんに頭を下げて、家を出た。


舞、間に合うかな。

ん?
待てよ…
もう一人不安なのが、、

私の相方、蓮。
忘れてる可能性大…。

でも、実行委員に決まった時。
今日の7:30から実行委員会だって、散々言ってたし。

大丈夫だよね。
あんなに言ってた…。


「まあ、きっと大丈夫だな。」


蓮が来ると信じて、考えるのは止めた。

あれだけ言ってた人が、まさか当日になって忘れてるなんて事ないと思うしね。







< 342 / 447 >

この作品をシェア

pagetop