容姿端麗6人組
「ごめんね?舞ったら、慌ただしくて…」
「もう慣れました。」
「フフッ それもそうね♪」
「はい。じゃあ私、先に行きますね?」
「ええ、行ってらっしゃい。」
舞のお母さんが玄関まで見送ってくれた。温かい笑顔で♪
「おばさん、朝食美味しかったです。それと氷枕、ありがとうございました。」
「いいのよ、そんな。舞もそのぐらい素直だと嬉しいんだけど…。」
「行ってきます。」
舞のお母さんに頭を下げて、家を出た。
舞、間に合うかな。
ん?
待てよ…
もう一人不安なのが、、
私の相方、蓮。
忘れてる可能性大…。
でも、実行委員に決まった時。
今日の7:30から実行委員会だって、散々言ってたし。
大丈夫だよね。
あんなに言ってた…。
「まあ、きっと大丈夫だな。」
蓮が来ると信じて、考えるのは止めた。
あれだけ言ってた人が、まさか当日になって忘れてるなんて事ないと思うしね。