容姿端麗6人組
それから、新たな席が決まった。
あーあ、皆と離れちゃった。
つまんなくなるな、、
「怜ちゃん、席近いねっ♪」
前の子が後ろを向いたと思ったら、翠ちゃんだった。
「え、翠ちゃんが前の席なの?」
「うんっ」
「良かったぁ、仲良い子がいて♪安心した。」
知らない人ばっかりだったら、悲しいもんね。
「私も一人ぼっちだったらどうしよう、って思ってたんだよね。」
私の机に肘をつきながら、翠ちゃんが笑って言った。
それから、いろいろ話してHRが終了した。
「あああ~、つーちゃん窓際だ。いいな、いいな、いいなぁ~」
「アンタ、うるさいっ」
つーちゃんの新しい席に感動してたら、怒られた。
でも、良くない?
窓際だよ?
しかも、一番後ろの席。
いーなぁー♪
「ここなら、寝られるのにな。」
「寝る目的で、羨ましがるな!」
「はーい、、」