容姿端麗6人組


それから、新たな席が決まった。


あーあ、皆と離れちゃった。

つまんなくなるな、、


「怜ちゃん、席近いねっ♪」


前の子が後ろを向いたと思ったら、翠ちゃんだった。


「え、翠ちゃんが前の席なの?」

「うんっ」

「良かったぁ、仲良い子がいて♪安心した。」


知らない人ばっかりだったら、悲しいもんね。


「私も一人ぼっちだったらどうしよう、って思ってたんだよね。」


私の机に肘をつきながら、翠ちゃんが笑って言った。




それから、いろいろ話してHRが終了した。





「あああ~、つーちゃん窓際だ。いいな、いいな、いいなぁ~」

「アンタ、うるさいっ」


つーちゃんの新しい席に感動してたら、怒られた。


でも、良くない?

窓際だよ?

しかも、一番後ろの席。


いーなぁー♪


「ここなら、寝られるのにな。」

「寝る目的で、羨ましがるな!」

「はーい、、」











< 419 / 447 >

この作品をシェア

pagetop