容姿端麗6人組
「お前が……」
「あ?」
「お前が一緒に登校してれば、こんな事にはならなかったんじゃないか?お前、幼馴染みだろ?俺ばっかり責めんじゃねえよっ!!」
俺は徹に殴られた。
「智っ!!」
怜は階段を降りて、俺に駆け寄ってきた。
「お前…来てんじゃねえよ……」
徹のパンチ……結構きいた。
「怜…、俺がお前を守る!ずっと側にいて、今日みたいな事にはならないようにする。…だから!」
「止めてよ!!」
怜が目には涙が浮かんでた。
「怜?……」
徹は不安そうに怜を見た。
「徹くんは今日…、守ってくれなかった……。」
「だから今度は……」
「一番助けてほしい時に助けてくれないんじゃ、意味ないもん!!」
怜は俺の隣りで泣いてた。
泣きながら必死に叫んでた。