容姿端麗6人組
「怜、ごめん。俺…、怜のために強くなる。」
「徹くん…もういい……」
「俺は……」
「徹くんじゃ、安心して頼れないの!!」
怜が珍しく本音を言ってるのを聞いた。
普段は相手の事を思って、傷つけないように気をつかってたのに。
「今朝…、襲われた時ね。すっごく頼ったんだよ。これは、本当。助けてくれるって信じてたから……。でも、実際助けてくれたのは、つーちゃんだった。」
「……」
徹は何も言えなくなってた。
「私が一番側にいてほしいのは、徹くんじゃない。ここにいる皆だよ!私は、この中で一番弱いかもしれない。俊も蓮も智も…、やっぱり男の子。階段から落ちた時、助けてくれた。つーちゃんを先輩から助けてくれた。私のために、徹くんと喧嘩してくれた。」