生徒会長の悩み事



「まあまあ

雨宮さん、そんなことは言わずに…


先ほど一番騒いでいた律だって
何だかんだ言っても最終的には

『まあ、会長の私服は見たいけど…

制服で来るってんなら俺達も勿論制服だな』

って言ってましたからね


みんな、雨宮さんのことを慕っているんですよ」




も~///

この二人は何故こんなに恥ずかしい事を
平気で言うんでしょう!?


赤くなるこっちが
何だかバカみたいではないですか!?



「わかりましたから!

それ以上言わなくても結構です///」



そう私が言い切ると


「そうですか?

分かっていただけて良かったです」


と相沢先輩がにっこり微笑んでいた





まったく…


相沢先輩の人を辱めるような言動


たまにわざとじゃないかとさえ思えます…



ーーーー…


「あのっ!

相沢先輩!!」



私たちがどこの席に着こうか迷っていると


一年の女子生徒たちが相沢先輩に声をかけてきた


「どうしたんですか?」



首を傾げる相沢先輩に顔を赤らめる女子生徒



「あの…その…

もし、よかったら…

こ…紅茶の入れ方を教えて頂けますか?」




ああ

そういえば…
相沢先輩の淹れる紅茶が
凄く美味しいというのは
知る人ぞ知る話



しかしその紅茶を飲めるのは
生徒会役員か理事長、来賓だけ…



こういった機会がなければ
一般の生徒は相沢先輩の淹れた紅茶を飲むことができない




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