生徒会長の悩み事
「相沢先輩、せっかくですし
ご一緒させていただいたらどうですか?
彼女たちもきっと喜ぶと思いますよ」
個人的に、こういった交流は
とても大切だと思うんです
私自身はあまり得意な事ではないので…
せめて、周りの人達だけでも
そういったことが出来れば嬉しいかぎりですよね
「では…雨宮さんと葵くんも…」
「あ、私達のことは気にしないで下さい
…というか
葵くんは先ほど
三年の男子の先輩方に連れられて
向こうの方へ行ってしまいましたから」
…この子達に話しかけられている途中に
男子の先輩方が何人か着て
風の如く葵くんを連れて行ってしまったんですよね
葵くんは男子の方にも人気なんですね…
「じゃあ尚更、雨宮さんを一人には…」
「相沢先輩
じゃあも、だってもありません
それに私、さっき言いましたよね?
“楽しんで下さい”
って」
まったく…
相沢先輩は変に気を遣いすぎです
「分かりました…
では、雨宮さんも楽しんで下さいね?」
しかし、私が言た最後の言葉を
やっと分かってくれたようで微笑む相沢先輩
「はい
お気遣い、ありがとうございます
相沢先輩」
そして私は一年の女子生徒の方に向きなおり
「あなた達も今日は充分に楽しんで下さいね
あ…それと
相沢先輩の淹れて下さる紅茶は
本当に美味しいですから、期待して良いですよ」
ニコッと微笑む
「は…はい…////」
女子生徒たちは恥ずかしそうに顔を赤くして
小さく頷いた
「では、私はこれで…」
そう言って私は軽く会釈をしてその場を去った