いちご
「ダメッ…じゃっ…ないっ!!!」



彼女は全身の力が抜けたように床に座り込んでしまった。



「えっ?!えっ?!」



「ふふっ…」



彼女は微笑み、こういった。



「よかったぁ。これからよろしくね、苺ちゃん・・・・ぁ。友達になるんだから苺って呼んで良い???私のこと美砂って呼んでいいから」



「美砂……」



「うん。そう、美砂。よろしくね、苺♪」



「よ、よろしくね。み、美砂ッ!!!!!」



初めて、友達と呼べる存在ができた。



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