*♥先生の彼女♥*【完】


「んで~優姫の話は何~??」


菜々は思い出したかのように言う。


『うん。実はね菜々・・・』


あたしは深刻そうな顔をし、菜々を真っ直ぐな目で見た。


「ん?何??そんな真剣になって~」



菜々はへらへらと笑ってる。


まだ夏休み気分が抜けてない様子。


そんなときにこんな話をしていいのだろうかと一瞬、躊躇ったが全部話すことにした。



『あのね、真剣な話なんだ・・・』


「・・・うん」


菜々はさっきと違って口を閉じ目に力を入れた。










< 275 / 399 >

この作品をシェア

pagetop