*♥先生の彼女♥*【完】
「そうそう。そんな事があってからだから、尚更、優姫が良く見えたんだと思う…。優姫って意外に単純だし、素直だし…だからかな?たった3週間の教育実習だったけど、兄ちゃんも優姫の事好きになったらしくって…俺その事、兄ちゃんが教師になった時に知ったんだ…結局兄ちゃんはすぐ優姫に手ぇだしたよな…」
『あたしが知らない所でそんな事が起きてたんだ…何か、ごめんね…あたし、何も知らなくて…』
「優姫のせいじゃないし…俺達兄弟の問題ってゆーかその…優姫の魅力すげーよ!!」
『ぷ、何それ~?』
「俺ら、やり直そう?なっ?俺、兄ちゃんの分まで優姫を愛すし、子どもだって可愛がるし!!」
突然、真剣な瞳を見せそう言う舞飛。