サクラノコエ
なんだよ、これ。

理紗。

お前どうしたんだよ。

頼むよ。

いつもの理紗に戻れよ。

混乱が続く理紗の両肩を押さえ付け、なんとか俺の顔を見させようと試みる。

「おい! しっかりしろよ!」

すると、俺の顔を視界に入れた理紗は、驚いたように俺の名前を口にした。

「ま……つなが…ゆう…と……?」

「わかるか?」
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