君との関係は旦那様!?【許婚新婚編】

あたしの重さで沈んだベッドに、聖の重さも加わる。

いつも以上に聖から男の匂いを感じ、あたしの胸は大きく音を立て始める。


「ひじ……んっ……」


自分の気持ちを落ち着かせようと口を開いたがすぐに塞がれる。


息をする間さえ与えてくれない深いキスをしながら、聖の手があたしの体を探り出す。

わざと焦らすかのように全身をさ迷った手が、二つある突起の一つを服の上からつまんだ。


「ん……」


直接でないため決して鋭くはない刺激にも思わず声が漏れる。

優しくしごかれ、体が自然とよじってしまう。


どうしていいかわからず、すり合わせるように動く足に聖の昂りがあたる……。





「俺だけの明になって」