先生
「さて…これからどうしようか?
ホントは、理恵が卒業するまで言わないつもりだったのに。
普通の高校生のカップルみたいに堂々と手を繋いで歩けないし、知り合いには紹介出来ないけど。」

夢じゃないよね?


先生と両想いだなんて…。


「理恵、聞いてる?」


私の目の前には、ドアップの先生の顔が有った。


キス…出来る位近くに。


「いい…。
それでもいい。

先生の傍にいられたら、それでいい!」

今度は私から先生に抱き着いた。



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