先生


その言葉の後、私の体全部がショートした。


何て……言った?


「好きだよ、理恵」

向かい合わせに座ってた先生が、私の隣に移動してきた。


「ホントに?」


まだ信じられないでいる私は、軽く引き寄せられて、先生の胸の中。


「理恵…愛してる。」



私は、ずっと先生の胸の音を聞いていた。


緊張してるみたい。

鼓動が凄く早い。



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