俺様男と契約結婚?!


そして放課後…


「では優稀ちゃん、参りましょう!」


そうして私は奈美ちゃんの家へと向かった。




「ちょっと準備してくるのでここでまっていてくださいね」


奈美ちゃんは部屋から出て行った。



いよいよだぁ~

準備ってやっぱり魔法っていろいろ必要なものとかいっぱいあるのかな?

う~ん、ステッキとか魔女の服とか?

あーもう!早く見たい~!



「優稀ちゃん、準備が整いましたわ。こちらの部屋にいらしてください」



私がドアを開けると、中には奈美ちゃんとたくさんのメイドさんがいた。


「あれっ?奈美ちゃん、魔女服は?ステッキは?」


「優稀ちゃん、何訳のわからないことおっしゃってますの?時間がないのでさっさと済ませますわよ」


そう言って奈美ちゃんは指をパチンッと鳴らした。



その瞬間私は2人のメイドさんに両腕を掴まれ、連行された。


「え?ちょっ…えぇぇぇぇぇ!」


「優稀ちゃん、とびっきり可愛くしてもらうのですわよ~♪」


私は奈美ちゃんに手を振られ、見送られた。



「な、奈美ちゃぁぁぁん!」


< 127 / 134 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop