俺様男と契約結婚?!


「ちょっと起きてってば!」


あれから私は必死に抜け出そうとしたが彼方の力が強すぎて抜け出せなかった。



くっそ~。このバカ力男!

誰かこの状況助けて~!



私が彼方の方を見ると彼方は気持ちよさそうに寝ていた。



はぁ…寝ている姿はとっても幼く見えるのになんで起きてる時はあんな俺様なの!?

ってかまつ毛超長い!それに鼻も綺麗に通ってるし

なんか男にしとくのもったいないってほど綺麗…




私が彼方の顔に見入ってるとパチッと彼方と目が合った。


「俺の顔見つめすぎだから」



「なっ起きてたんなら言ってよ!」


「は?知らねーよ。お前が勝手に見とれてたんだろ」


そう言って彼方はニヤッと笑った。
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