ユビサキからあなたへ
「悠に言われなくたってラブラブだっつの!この前なんかラブホで3回ヤったもんね!」


つくづく最低なヤツ。

この会話を奈々ちゃんに聞かせてやりたいくらいだ。




でも竜二だからこそ、まかり通るのかもしれない。

どれだけ相手を不機嫌にさせる発言をしたって、どれだけ下ネタを言ったって、普段がかっこよければ許されてしまうからムカつく。





そんなことを考えてるうちに着替え終わった。







「お先〜。」

俺は若干モヤモヤした気持ちのまま部室を出た。
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