キミの隣のイケメン君.
その日の夜。
「聞いてる?瞬」
「聞いてるよ。」
光樹が談話室に行ってる間、杏と電話。
この声落ち着くな
「今度いつ遊べる?」
おねだりするように聞かれる。
「しばらく無理だよ。ごめんな。順調に行くと1月の初めごろに全国大会があるから」
ある意味このために今は頑張ってるわけだし
「そうなの?」
沈んだ声が聞こえてくる。
俺だって会いたい。
でも、我慢してほしい。俺のためだけど
「ごめんな。ほぼ毎日応援に来てくれてるのに、相手できなくて。」
「ううんいいよ。瞬はサッカーをするためにその学校に行ってるんだもん。あたしは応援する!」
その言葉が痛いぐらい心に刺さる。
前に付き合っていた彼女もあの言葉言う前はこんなこと言ってたような…
俺の頭の中に嫌な予感がよぎった。
「杏、そろそろ点呼の時間だから。おやすみ」
「おやすみ。」
ケータイを閉じた後、いいタイミングで光樹が帰って来た。
ドアの前で電話が終わるの待っていたな。
気の利く奴