キミの隣のイケメン君.

試合当日。

前もって杏と親には知らせておいた。


俺にとっては高校初公式試合



寮の部屋で準備をしていると、電話がかかって来た。

杏からだ

「もしもし」

「おはよう。まだ寮?」

外にいるのか、電話の向こうから車の音が聞こえる。

「そうだよ。」

「今から外に来れる?」

外?

「もしかして今こっち来てるのか?」

間があって、小さくうんと頷く声が聞こえた。

「わかった。西門わかるか?」

「わかるよ。」

「そっちの方が寮に近いから。」

電話を切って、杏が待つ西門に向かった。




「杏、おはよう」

門のに寄りかかるように杏が待っていた。

「おはよう、今日は頑張ってよ。リツちゃんと応援に行くからね。」

「ありがと。で、どうしたんだよ?朝早く」

俺がわざと不機嫌そうに言うと、杏はもじもじしながらラッピングされてた小袋を出した。

「俺に?」

クッキーとかお菓子かな?

「うん。」

杏から受け取った。



< 128 / 142 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop