キミの隣のイケメン君.
少し雑談してファミレスを出てた。

寮の前までリツと歩いた。デート以来だった、リツとこうして話したの。

今まで言えなかったことが言える気がした。

俺が女教師に襲われて、女嫌いになっても一生懸命俺の側にいようとしてくれたのに、それを無視してサッカーに集中した。

そりゃあ不安になって、ふられるよな…

「リツ、ごめん。」

頭を下げた。

「瞬、いきなり何?」

「中学ん時、俺を見放さないで側にいてくれたのに、ひどいこといったりして」

確かうるさいとか黙れとかたくさん言ったかも…

「もう時効だよ。そう言えば、あたしとメールしたいって言ってた友達いるんでしょ?」

光樹のことか?確か会ったことあるんじゃぁ…

「いるよ。前、試合の時あってるだろ?」

そう言うと、リツは思いだそうとしていた。

「あぁ!あのルームメイトの子?」

「うん。あいつだよ。メールする気になったのか?」

「うん、メルアド教えといて上げて」

光樹喜ぶだろうな…






翌日、教室に入ると友達が話しかけていた。

「瞬!昨日見たぞ。超綺麗な女の子と歩いてるところ。」

俺より身長が高い実家から通っていてバレー部の香川和樹。

「瞬にも彼女か…羨ましいなぁ」

顔が整っていて隠れファンが多いらしい剣道部の瀬戸夏野。

リツと居るところを見られたらしい。

「俺、彼女いないけど。昨日の子は俺の中学の同級生。」

元カノだといわなかった。

「なんだ。じゃあ、メルアド教えてよ!その子の」

和樹に言われた。

「和樹!昨日瞬といた子は俺の彼女になる予定だから手出すの禁止!」

一緒に来た光樹が嬉しそうに言った。

どんだけ喜んでんだ?


今日も山崎にお願いしよう…今日こそ違うことをしたい



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