キミの隣のイケメン君.
2人揃ってココアを飲んでいて会話が一個もなかった。
「あの、さ!」
いきなり山崎が力強く言った。
びっくりした!?
「何?」
この雰囲気感じたことある…
女の子が告白する時の…
「あたし、佐原くんのこと「待って!!」」
山崎の口を手でふさいで止めた。
これ以上言わないでほしいと思ってしまった。
どうしてだろう…
「佐原くん?」
慌てて手をどけた。
「ごめん!でもまだそれ以降の言おうとしたことを言わないで欲しい。」
俺、今触ってたよな…大丈夫になった?
「どうして?」
戸惑った表情で聞かれる。
どうしてって、どうしてだろう…
腕を組み考え込んでいると、隣からため息が聞こえた。
なんでため息つかれる?
「やっぱりリツちゃんのこと好きなんでしょ?」
どうしてリツのことが出てくる?
「リツは関係ない。」
「言わないで欲しいってずるいよ!」
キッと睨まれた。
「ごめん」
ここは謝るしかない…そりゃあ止められたら怒るよな。心残りにもなりそうだし…
「もう帰る。」
山崎は怒ったまま公園を出て行ってしまった。
その後ろ姿を見ているしかできなかった。