ラブハンターに狙われて。

「どんな女の子ですか?」

「どんなかぁ。鈍感な女の子かなぁ」

「鈍感ですかぁ?」

そう、鈍感と手で顎に触れて天井を見上げながら


「そう。スゲー鈍感なんだよね。何度も可愛いなとか言ってアピールしてんのに、全く気づかねー」


と言うと同時に、さっきまで顎を触っていた手があたしの顔を指差した。


「へっ?」



不意に指を指されて、意味が分からなくて、その細く長い指をジーと見つめていたら。



「お前の事だよ。バァーカ」



中西さんが、あたしの瞳を真っ直ぐ見つめて呆れた口調で言った。




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