ラブハンターに狙われて。

「意外だなぁ~。中西さんには絶対彼女いると思ってたから」


ホント。意外だぁ。そう思っていたら

「彼女はいないけど、好きな女ならいるよ」


珈琲をゴクリと飲みながら話す中西さん。


「えっ!?どんな女の子ですか!?」


身を乗り出して興味津々に聞いた。

「なに。興味があるの?」


だってさ、中西さんに好かれるなんて。

「そりゃあ、ありますよ。中西さんって、優しいから。


中西さんに思われている女の子は幸せものだなぁって想うし」


少し興奮気味に話すあたしの言葉を、飲みかけの珈琲が入っている缶を揺らしながら

黙って聞いていた中西さん。


最後の珈琲を一気にグイッと飲み終えると

カン…と音を立てて、テーブルの上に置いた。




< 100 / 146 >

この作品をシェア

pagetop