ラブハンターに狙われて。
ガタン!と物音がして。驚いてパッと後ろを振り返ると


「どう?進んでる?」


社長が爽やかな笑顔で立っていた。


「社長…どうされたんですか?こんなところに。何か他に仕事でも?」


内心、突然やってきた社長に戸惑いながら。なるべく平静を装い言った。


そうしないと、昨日の社長の言葉が頭をよぎり。


変に意識してしまうからだ。



社長はきっと、あたしをからかって遊んでいただけ。



それに第一、社長があたしに興味があるなんて思えないもん。



うん。あり得ないあり得ない。


そう思っていたのに…。



「いや。仕事じゃないよ」


「えっ?」


じゃあ…いったい…なにをしにここに…?って、まさか…。


「きのうの返事。聞かせてくれないか」


そう言った社長の顔は、爽やかな笑顔じゃなくて。

昨日の夜と同じ。ゾクリとくるような瞳だった…。




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