ラブハンターに狙われて。

「えっ…?ちょっ…待ってください」

ジワリジワリと近づいてくる社長から逃げるように後ずさりをするあたし。


「あ、あの社長…。在庫チェックがまだ、終わってないです」


どうにかして、この状況を変えたくて言ってみたけど


「あぁ。別にきょうじゃなくても大丈夫だ。気にするな」


社長はアッサリとそう言った。


きょうじゃなくてもいいって…。そんな…。じゃあ、あたしは何のために今、在庫チェックをしていたんだろう?


疑問に思えて浮かんだことは…。


「まさか…社長。わざと、あたしに…」


あたしが、ここに来るように。わざと、あたしに在庫チェックをさせたんですか?


まさか…そんな…?信じらんない気持ちで、社長の瞳をジッと見つめた。

「おっ、気づいたか」

社長は悪びれる様子もなく。逆に楽しんでいるように、ニッと笑った。



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