大好きな君にエールを




そして、俺と麻帆はラーメンを腹にため込んだ。おかげで腹いっぱいだ。しかし腹いっぱいになった俺たちに


「ほーれ、今日はサービスだ♪」


とおっちゃんが、アイスをプレゼントしてくれた。麻帆は目を輝かせながらおっちゃんにお礼を言った。


……まだ食えんのかよ、お前は。俺の分のアイスを麻帆に全部託すと、麻帆は嬉しそうにアイスを頬張った。


────……


「またいらっしゃいねっ♪」


「康也ちゃん、また帰ってきた時は顔出せよ!」


おっちゃんと奥さんにニコニコされながら、ラーメン屋を出た。


「ふーお腹いっぱいっ。荒ちゃん○×公園行ってゆっくりしようよ」


隣には愛しい愛しい俺の彼女。


「よし、行くかっ!」



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