大好きな君にエールを




「うっわー久しぶりだしっ」


たった4ヶ月しか離れていない、公園を懐かしく感じた。


公園には、すべり台で遊ぶちびっコや、小さな体でキャッチボールをするちびっコがいた。


「麻帆、最近学校はどうだ?あと部活や昨日まであった合宿も……」


「うん、めっちゃ充実してるよ。友達も出来たし、部活も先輩と戦えて楽しいしっ」


嬉しそうに話す麻帆を見ていると、自然と笑顔になった。


「あ、春貴も元気だよっ!春貴も荒ちゃんに会いたがってたよ?」


「そうそう、それ本当困ったし。昨日春に会いに行ったら、イキナリ抱き着かれたからな」


男に抱き着かれるなんて嬉しくねぇからな。



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