大好きな君にエールを





それからひーちゃんとも別れ、お母さん達の元へ向かい、歩いて帰ると伝えた。


○×公園に行くの。荒ちゃんと過ごした日々かあるから。そして、ゆっくりと学校から遠ざかっていった。


ケータイで時間を確認する。時間は13時半。お昼食べよっかな。コンビニに寄って昼食を買って再び○×公園へ。


久しぶりに来た○×公園は、以前と変わってなくって安心した。


今日は、野球をしているちびっコはいない。…そして荒ちゃんもいない。


コンビニで買ったおにぎりを1つ開けた。卒業式にコンビニ弁当って悲しいな。


田中ラーメンも食べたかった。だけど、あそこは荒ちゃんと行くんだ。1人では行かないの。


そう思った時だった。


♪〜♪〜♪


ケータイの着信音が鳴った。あたしは慌てて鞄から取り出した。


もしかしたら…もしかしたらって期待したんだ。







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