いちごの恋~恋した相手は先生~
廊下の端まで来て、私と新羅は振り返る。
長い長い廊下の一番向こうに立つ、大きな先生。
体だけじゃなく、
心も大きい、
最高の私たちの自慢の先生。
卒業までの時間、いっぱいいっぱい恋しよう。
そして、この恋を
私の一生の恋の教科書にして…
先生に負けないくらい素敵な男性を見つけるから…
「新垣せんせーーー!!!バイバーーーイ!!」
声を合わせて、先生に叫ぶ。
両手を大きく振りながら、私と新羅を見送る先生。
新垣先生は彼女をすごく愛してる。
だから、先生は人の痛みがわかる。
人の心がわかる。
彼女を大事にしている新垣先生を
私は好きになったから。
先生に負けないくらい
私もいつか 誰かを大事にしたい。