アイツとあたし。
「流石倉持財閥の令嬢の住んでるマンションとなると、でけぇな」
「慶輔の住んでるとこもけっこー広いと思うけど……?」
「あぁ?そうか?」
「えぇ」
あたし達は、荷造りを始めた。
「おい!真凜!これどうしたらいいんだ?」
「え?あぁ、それなら捨てちゃって構わないわ」
「あ?そうか?んじゃあ、捨てとくわ」
「えぇ、頼んだわ」
約3時間後……
「ふぅ。やっと終わったわ」
「あぁ、疲れた」
「それより、お腹すいたわね」
「そういえば、もうそんな時間か」
そう言って、慶輔は時計をみた。
「作ってる暇ないから、出前でも頼む?」
「いいぜ?」
ということで、あたし達はピザ○ットに出前を頼んだ。