君となら墜ちてもいいよ?
私はお弁当をコンクリートの床に置き、思い切り、背伸びをする。


光り輝く太陽を浴びて、鬱々とした嫌な気分も吹き飛びそう…。


「ん〜っ…」


お弁当を食べて、心を落ち着かせたら、新たな気持ちで実習に励もう。


私がボロを見せなきゃ、中田先生だって、とやかく言わないハズだよね?


今日を乗りきれば、明日もきっと大丈夫。


心を入れ替えて頑張ろうっと…。


スーツが汚れたらいけないと思い、ハンカチをシート代わりにして座った。


お母さんが作ってくれたお弁当を広げると、メモが挟んであった。


たった一言、

“頑張って来てね”

だったけれど嬉しくて、今度は嬉し泣きしちゃいそう。


頑張って先生になるから、そしたら、親孝行するからね。


だから、今はまだ甘えさせてね。


大好きなお母さん、有難う。


これでまた、元気に頑張れそうだよ。


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